先日のG8で日本の首相は約1000万戸の屋根に太陽光発電のパネルを設置することを公表した。クリーンなエネルギーを国のエネルギー政策の中心に据えることはとても良いことだ。ソーラーパネルをより多くの家庭、企業などに設置し電力を確保することは、私たちも真剣に考えるべきことだ。日照時間の長い地域は率先して自治体レベルでも、民間レベルでも取り組んでいくべきだろう。残念ながら地方では補助金を捻出することは難しい。より分かりやすいシステム、効率のよい発電システムを開発することで、より価格の低いソーラー発電の仕組みができることを望みたい。
とはいえ、当初このことは演説の草案にはなかったというではないか。思いつきのようなことを国際会議でよく言えたものだ。国内での信頼を失い、首相としては明日をもしれない人間が、各国首脳の集う場で思いつきによる言葉を発してはならない。
そもそも、新エネルギー構想を語る前に、福島原発の事故に端を発する放射能漏れ、放射線による汚染の問題をいかに、いつまでに解決するかを明確にし、国、国民がとるべき(あるいはとっている)行動、規制などを明らかにしなければならない。
考えてみて欲しい。原発の事故が発生してからも、あなたは雨に濡れて歩いてはいないか?スーパーに売っている刺身をその産地を確かめることなく食べてはいないか?本当のことを知らされなければ私たちは今まで通りに生活をするのだ。それは便利だ。なにも変化することなく暮らせるのだからね。
しかし、事故当時に福島原発の近くにいた人の話しがあるサイトで公表された。その内容はとてもショッキングで、絶望を感じるに十分なものだ。読んでみて欲しい。
http://www.qetic.jp/blog/pbr/?p=3652


